札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2024.03.25私生活について

私が好きなもの

ヘルパーステーション白ゆり新さっぽろ

佐藤 志保

 

私は着物が大好きです。
自分で着るのも誰かを着付けるのも、着物を縫うのも大好きです。
子どもの頃のお正月は、着物を着て家族で初詣に行くのが
楽しみのひとつでした。

 

祖父母は明治生まれで、特に祖母はいつも着物を着て、
時々仕立ての仕事をしていましたので、
お客様のすべすべの着物(絹の袷(あわせ))は憧れでした。
その頃の私の着物はウールの物でしたので、
絹の着物が着たくて、
早く大人になりたい!などと思っていました。
祖父の足元は、足袋に雪駄でカチャカチャと鳴らして歩き、
その姿は『粋』という感じでした。

 

その様な環境もあり、子どもの頃から着物がずっと憧れでした。
しかし、ちゃんと着付けを習ったのは、結婚してからでした。
祖父とお別れの時、黒紋付がひとりでは着られなかったから…

 

親類の叔母たちがささっと着付けされているのを見て、
「結婚式なら美容室で着付けのお願いが出来るけど、
こういう時はそうはいかないな」と。
黒紋付は着慣れない方が良いですが、
やっぱりこういう時には
ひとりで着られるようにと思ったから、なのです!

 

自分で着られるようになると、
どんどん欲が湧いてきて、
自分で着る物は自分で縫いたい、
と今では和裁教室に通うようになりました。

 

茶道のお稽古に行くときには、
白半衿に白足袋で街中を歩いているので、
少し年上のお姉さま方に
「お茶ですか?」と声を掛けられます。
でも最近は、柄半衿に柄足袋で楽しんでいます。
すると、「着物のお仕事をされているんですか?」と
声を掛けられるようになりました。
そんな時には「着物大好きなんです、趣味なんです!」
と答えています。

 

通っている和裁教室では、
ご自分のお孫さんのために振袖を縫っていらっしゃる方がいます。
その方は女の子が4人いるので、
4枚縫うと話されていました。
それも、今では3枚出来上がり、
いよいよ最後の1枚に取り掛かろうとされています。
なんとも羨ましい!!
私には、女の子には、今の所縁がなさそう…

 

振袖は、縫えないかな~、いっそ、
自分のために振袖を縫おうかなとも考えましたが、
それは…やめておきます。