2024.04.01お仕事について
今の私の目標と夢
ショートステイ白ゆり新さっぽろ
Y・K
医療、介護の業界にいる方なら、
一度はグリーフケアという言葉は耳にしたことがある方が多いかもしれません。
グリーフケアとは、ざっくりと言ってしまえば、
身近な人との死別を経験した人のケアということになるのですが、
最初に、私がグリーフケアについて考えるきっかけとなったのは
10年以上前のことです。
以前病院で救命病棟や急性期病棟の看護助手をしており、
心の準備ができないままに大切な人を突然失ってしまう方や、
死別によって辛い思いをして
過ごしている人たちにたくさん出会ってきました。
病院を退職し白ゆりに勤めてからも、
一人ひとりの大切な命と向き合う現場であることには変わらず、
亡くなり方は亡くなる人の分だけご本人の思いや、
ご家族の悲嘆もそれぞれに違うことを痛感していたころ
「グリーフケア」という言葉を目にするようになりました。
当時介護福祉士を取得しようと勉強していた時に
知識を深める機会だと思い、学びを深めようと決意しました。
息子の寝かしつけが終わったあとに、
専門本を読むのが日課となり、
その中で「死」に対するプロセスや受容の捉え方を学んでいきました。
深くて温かい学びを少しでも共有して、
いつか誰かの役に立てるようにしていこうと、
グリーフケアカウンセラーの資格を取ることが、
今の私の目標と夢です。