札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2024.02.12私生活について

冬になると無性に食べたくなる物

ヘルパーステーション白ゆり新さっぽろ

吉田 洋子

 

冬になると無性に食べたくなる物がある。
「真だちの天ぷら」
好物のひとつだ。
お店で食べるのが好きなのだが、
元々、人目が気になり、色々と考えてしまう性分のため、
1人で外食に行けないタイプだ。

 

真だちの取り扱いといえば、もっぱら居酒屋が浮かぶ。
お酒をひと口飲んだだけで
顔が真っ赤になってしまう私にとって
1人居酒屋はハードルが高すぎる。
でもどうしても食べたい私は行けそうなお店はないか、
時間があれば検索をしていた。
そんなある日、なんと回転寿司でも
真だちの天ぷらを扱っているお店を発見する。
ここなら私でも行けそうだ!と即、
観光客が来なそうな店舗をチェックし、いざお店へ。

 

店内へ入るとアルバイトの女性店員が
自信なさげに近寄り「お1人ですか?」と声を掛けてきた。
夕食時、女1人で回転寿司。
そんな人なかなかいないのか?
やっぱりランチタイムの方が良かったかな?と
少し後悔しつつ店内奥へと案内された。

 

注文は紙に書くスタイル。
もちろん真っ先に今回の目的である真だちの天ぷらを書いた。
しかしペンが止まる。今日はお寿司が目的ではない。
迷いつつメニューを見ていると
他にも真だちの軍艦、真だちのポン酢、真だちの味噌汁と
たちがいっぱいある事に気付く。
わ!真だちづくし出来るじゃん!
と一瞬浮かれるも、
待てよ?
女1人でたちだらけのメニューって怖くないか??
と自問自答し、
真だちは天ぷら、軍艦、ポン酢の3品にし、
その他適当なお寿司と普段は頼まないうどんをチョイスし全10品。
これで店員達にたちだけを食べに来た
キモイ女とは噂されないだろうと安堵し店員に注文票を渡した。

 

そして念願のたちの天ぷらが届きひと口。
美味しい。来て正解!
だが普段、回転寿司は5皿程度しか食べられない私にとってカモフラージュで
頼んだ品々が若干気持ち悪さを感じさせたが、無理矢理、口に押し込んだ。

 

今度はもう少し品数を減らそうと心に誓いお店を後にした。
そんな昨年の年末の出来事。
今年も美味しい物が沢山食べられると嬉しい。