札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2024.04.22私生活について

いつかやらなければと思う日

有料老人ホーム白ゆり乃木

N・C

 

私は高校卒業後、市内の老健に2年間勤務していました。
半年ほど実家でプー太郎になり、
母親には「少しくらい料理してよ。将来困るよ」と、
よく言われてきました。

 

私は料理だけはやらず嫌いで、
今の時代、共働きが増え、
女の人も男の人も仕事と家事をすることが当たり前になったので、
私ができない“料理ができる人”と結婚したいなと、
ずっと呑気なことを考えていました。

 

父は私に甘いので、よくご飯を作ってくれたり、
わがままを聞いてくれる優しい父でした。
私が幼い頃から私の味方で甘やかされて育ちました。
お陰様で幼稚でわがままな甘えん坊娘になりました。

 

今では年上の彼が料理をしてくれます。
彼は一人暮らしの経験があり、
一通り家事ができる人です。
私はそんな彼を尊敬しています。
最近では私も料理を積極的にするようにしています。
本やSNSで調べて簡単なものから作るよう努力しているところです。
彼が仕事で疲れて帰ってきて
「ご飯作ってくれてありがとう。美味しい」と
褒めてくれるのが嬉しく、これから頑張ろうと励みになっています。
SNSは動画でわかりやすく、
しかも簡単なレシピがたくさんあって便利だなと思いました。

 

よく、ご飯を作ったら写真を撮ってLINEで両親に見せています。
父は「食べたいな」と、
母は「いいんじゃない!」と言ってくれました。
母方の祖母には「母より上手になるんじゃない?」と
言われたので家族にもっと見返せられるようになりたいです。

 

私は実家で料理をしてこなかったことに後悔はありません。
“いつかやらなければと思える日”があったからです。
なので、もし自分に子供ができて
私のように料理をしなかったとしても焦らせず、
自分が経験したように“いつかやらなければと思える日”が
来ると教えてあげたいです。