札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2016.12.01私生活について

田舎者とコミュニケーション

大谷修一郎

私の出身地は木古内町という小さい町です。今は新幹線が通ったことで駅が大きな建物にかわり北海道最南端の駅として知られるようになってきました。

生まれてから15年間はずっと木古内町にいました。小さい頃は「何もない所・田舎」と考えていました。木古内から出るときといえば、家族で買い物に行くか、メガネの度の調節にいくときくらいでした(笑)

いつも「早く木古内から出たいなぁ・・」と思っていたので、中学校3年生になった頃に函館の高校を受験しようと決心しました。

 

念願が叶って、函館の高校に入学したのですが、繰上りできた仲の良い同級生がひとりもいない状況で、コミュニケーションをどうとっていいのか悩みました。

木古内では周りみんなが小さい頃から一緒だったので特に難しいことはなく、人に話しかけるには勇気が必要だということをここで学んだと思います。よく聞く「友達何人できるかなー?」というのは実は大変な目標だと気づいたのです。

 

その後、高校を卒業し、木古内のガソリンスタンドに勤めてから接客業を学びました。セルフサービスのスタンドでしたが、さすが田舎といったところでお客様のほとんどは高齢者。タッチパネルの使い方など難しく、理解しづらい部分をお手伝いさせていただく中で、高齢者との関わりを持つことが多くなりました。今思えば、これがこの業種を選んだキッカケです。

 

こうして紹介という形で白ゆりに入って、もうすく4年になります。早いものです。今の自分を形成しているものは職場環境や、多くの人があってこそです。高校の時にわからなかったコミュニケーション方法の基礎が白ゆりの「おもてなし4原則」である挨拶・身だしなみ・言葉づかい、笑顔です。仕事でもプライベートでもこれを忘れず、感謝しながら白ゆりと歩んでいきたい、今はそう考えています。