札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2016.09.01私生活について

『コッキーポップ』から始まった~中島みゆき私評~

ライフプレステージ白ゆり
グループホーム富岡
杉林 冨美子

「黙っていれば友達になれない、

叫ばなければ消え去ってしまう。

私たちが生まれてきた時から育ててきた何かを伝えあうために、

ちぎれかけた世界の心と心を繋ぎあうために、

私たちの歌が今

ここにある」

 

大石吾郎のオープニングで始まるコッキーポップは、当時の私にとり至福の30分間でした。1975年の晩秋、コッキーポップから流れてきた「時代」。まさに、中島みゆきとの運命的な出会いでした。友人の刑事事件にショックを受けていた私の心の中に、ぐっさりと突き刺さってきた、この「時代」。早く時が流れあんな時代もあったよねと、いわば現実からの逃避の願いの一曲でした。

 

時は流れ、最初に美由紀のコンサートに行った時の話をしましょう。

1987年8月22日 場所:函館市民会館 ツアータイトル:suppin vol.1

この頃はまだ、みゆきの顔もろくに知らずにおりました。コンサートを終える頃には、すっかりファンになったのです。当時はラジカセしか持っておらず、みゆきのレコードも持っていませんでした。ラジオから流れて来る、みゆきの歌でしか、みゆきを知りませんでした。中島みゆき特集のラジオ番組をカセットテープに録音して聴いて満足していました。やがてCDの時代になりまして、それからは今までのアルバムを全部買い、いつでもみゆきを聴くことができるようになりました。

 

なぜ、こんなにもみゆきに染まれるのか説明は無理ですね。好きなものは好き、そんな感じです。

 

「夜会」 初演1989年

確かチケットは5.000円か5.500円とツアー並みの価格だったと思います、東京公演のみの販売で、東京近郊のプレイガイドで発売していたので、埼玉の友人に頼んで買ってもらおうと、並んでもらったのですが、友人の手前で完売になってしまい、見ることは出来ませんでした。この時のチケットはダフ屋で10万~15万円の値がついて、プラチナチケットと呼ばれています。これ以降の「夜会」も即完売となっています。ファンクラブに入っていても、競争率高く、なかなか手に入らない夢のチケットになっています。「夜会」のチケットの値段も今や1公演、20.000円です。せっかく東京に行くのだから2公演観たいよねと、申し込んでも、当選確率低く、夢の舞台になっています。

「夜会」はミュージカルとも演劇ともつかない、みゆきさんに言わせると「言葉の実験劇場」と言っていますが、私はみゆきさんの歌が聴けるだけで満足しているのですが、なにせチケットが手に入らないのが、みゆきさんの魅力にとりつかれている人が多いということでしょうか。

さて「夜会」のキャッチフレーズは「みゆきの歌に手が届く」でして、渋谷のシアターコクーンという、750席前後の観客席から始まりました。現在では赤坂サカスに移行して、それでも1200席位でしょうか。コンサートツアーとは、一味も二味も違う、みゆきさんに会えますよ。「夜会」というだけあって、開演は20時、終演は22時半頃です。仕事を終えてゆっくり食事をしてからでも、ゆっくりと足を運ぶことができるんです。舞台の感想を一言でいうと「高級な学芸会」でしょうか。

 

~私の好きなみゆきソング~

・まつりばやし

・お月さまほしい

・白菊

・泣かないでアマテラス

・傾斜

・Maybe

・六花

・雪

・友情

・サッポロSNOWY

・恋文

・砂の船

 

2001年12月20日 場所:函館市民会館 ツアータイトル:xxlc.1st

みゆきさん、函館には15年もごぶさたしていますよ。そろそろ、ご来函して下さいね。

 

「時代」との出会いから、41年。まだまだ、みゆきさんとの、つき合いは色あせていません。みゆきさんが舞台を続ける限り、観客席を埋めて生きたいと思っています。