札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2023.01.16私生活について

一生の趣味

ショートステイ白ゆり乃木

坂口 雄樹/p>

 

私の一生の趣味になるであろう『釣り』の話をします。

 

2021年3月のとある日。
白ゆり乃木のメンバー2人に『釣り』一緒にやってみない?と誘われました。
釣りに行って釣れた例が無いんだよなぁ…
と思いながらもせっかくのお誘いだし、久々に再挑戦してみるかと思い、行ってみることにしました。

 

3月の海は極寒でした。時刻は22時を回った夜中。
道具は全て貸してもらい、針にワーム(小魚や蟹の形をした柔らかな疑似餌)をつけて、
同行者にレクチャーしてもらった投げ方、竿の動かし方でやっていると…
ツンツンと突かれているような感覚が手元に伝わり、
竿先をひょいと上げてみるとブルブルと糸を引っ張られるではありませんか!
初めての感覚に興奮しながらゆっくり糸を巻いてくると…
それは紛れもなく『魚』でした。
人生で初めてまともに魚を釣り上げた瞬間で、その感動は今でも忘れられません。
しかも虫エサなどではなく、疑似餌で釣れたのが当時の私には衝撃的でした。
この日は良い日にあたったのか、その後もほぼ入れ食いのように釣れてとても楽しかったです。
その日から私はすっかり釣りの魅力に取り憑かれてしまい、道具に散財する日々…

 

釣りに行く頻度も増えて、
車の年間走行距離数も以前の4倍に膨れ上がり、燃料費も前より嵩むようになりました。
釣りを始める前よりお金は使う様になりましたが、それ以上に得るものは多いと感じています。
狙う魚、釣れる魚によって四季を感じ、広大で美しい海を目の前に無になれます。
早朝には水平線から顔を出す朝日を眺め、夜には無数の星を眺める。
生きていれば嫌な事、考えたくない事はありますが、そんなことも忘れさせてくれます。
そして、自分で釣った魚を食することで、前より生命の恵に感謝するようになりました。
『いただきます』という言葉の大切さに改めて気付けました。

 

釣りに誘ってくれて、私に一生の趣味を与えてくれた2人には感謝です。

 

今後も更なる癒しとロマンを求めて、安全に、釣りを楽しんでいこうと思います。