札幌市・函館市の介護施設｜医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

訪問看護リハビリステーション白ゆり
浜　めぐみ

 

「最近のお父さんの調子どう？ご飯はちゃんと食べてる？お世話してくれる人が居ると安心だね」

訪問先のご利用者様から訪問の都度かけられる私への言葉です。
どちらがサービス提供者でどちらがご利用者様かわからなくなるようなやり取りですが、毎朝事業所で唱和する「訪問看護リハビリステーション白ゆりのこだわり」の中に、
“常に「誰かのために」「人の支えになるように」という思いを大切にし、在宅の苦労苦難・喜びをともに分かち合い”
という一文があります。

在宅介護を経験している共通の環境を訪問看護のわずかな時間の中で共有し、お互いの思いを通わせ合うことができることは、自身の励みにもなり元気づけられる貴重な時間です。

訪問看護の現場では、時には看取りを経験することもありますが、長い人生の最終段階でご利用者様やご家族様と同じ時間を共有し、少しでも安楽に穏やかな時間を過ごせるよう支援し、最期の瞬間を見守ることができるのは在宅看護ならではないかと思います。

自分自身に出来ることはわずかですが、笑顔と思いやりと愛情あふれる看護を実践できるよう心がけていきたいと思います。