2021.02.15お仕事について
その男行事委員長につき
ショートステイ白ゆり乃木
佐々木 僚
乃木がオープンして2年半、ここまであっという間でした。
僕はSS乃木がオープンしてから現在まで、
お客様に楽しんで頂けるように行事やレクの委員長を任されています。
そこで、レクの持つ魅力やSS乃木での取り組み、
そこで成長できたことを伝えていき、
僕のことを少しでもわかって頂けると幸いです。
クリスマス会の時でした。ある一名のお客様が普段は寝たきりで無表情、
声をかけてもあまり意思疎通が取れない、
一日のほとんどを居室で過ごす方です。
しかし普段は無表情の方もクリスマス会の時は笑顔で過ごされ、
職員に「ありがとう」と伝えてくれるのです。
レクってすごくないですか!?
SS乃木はある意味「介護施設っぽくない」レクをやっています。
新しく、他の施設では見たことのないレクが多いです。
「固定観念にとらわれず、新しいこと、変化から進化に」の
職場環境になっており、困ったときは主任が知恵を、
管理者は失敗しても良いからと思いついたことをなんでも挑戦させてくれます。
SS乃木に来る前、そして行事委員長を任されるまでは、
自分で何かを決めて実行に移すというのは苦手だと思っていました。
自由な発想を許されるが故のプレッシャー、
私はそれまで敬老の日がいつなのかすらわからなかった男です。
しかしその環境が僕に対応力だったり、柔軟な思考、
そして一番大事なこと
「お客様を楽しませるためにはどうしたらよいのか」を
より深く思えるようになりました。
行事を企画立案するたびに管理者に許可をもらいにいきますが、
簡単に許可がおりたことはありません。
穴を見つけられたり、さらに良いものを見せられたり、
普通は嫌になりそうなのですが、その時間すらも楽しいと思えるのです。
最後になりますが、これを読んで僕がどういう風に仕事をしているか、
そしてSS乃木の仲間になりたい、利用してみたい!
という気持ちになってくれたら嬉しいです。