札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2020.12.01お仕事について

介護職になるきっかけ

巡回ステーション白ゆり美原

佐藤 久美子

 

私が定期巡回型有料老人ホームに勤務して3年目を迎えます。

長いようで短く感じるのが3年という数字でないでしょうか。

私が介護業界で働くきっかけは、祖母が介護必要になることを踏まえて、

約20数年前に、介護ヘルパー2級を取得しておりました。

同時期に自宅を新築しておりましたので、家計の足しにと近隣の総合病院看護助手の募集があったので、

応募し勤務することができました。

取得したヘルパーですが、そのヘルパーの知識が非常に役に立ちました。

清拭やオムツ交換、足浴、パジャマの更衣等他に看護助子の仕事も加わり楽な仕事ではなかったですが、

看護師さんと連携をとりながらの日々の仕事で忙しく働くことでやりがいを感じ、

介護に興味を持ち、病院の勤務の任期満了で退職し、介護業界に転職いたしました。

 

私の祖母は昔ながらの頑固で気丈で一本気な性格でしたが、

母親のいない私を5歳頃から母替わりをして育てて頂きました。

実家に帰ると祖母とよく会話し、ひ孫の顔を観てとても喜んでくれてました。

そんな年齢と共に祖母も歩行器から車椅子最後は寝たきりになり95年の人生を全うし旅立ちました。

今では祖母が亡くなり10年の月日が経過し気が付いたら私も介護経験15年にもなっておりました。

介護での最初の勤務は、認知対応のグループホームで勤務させていただき色々な経験をさせていただきました。

介護は奥が深く日々勉強の毎日でした。

そこでは、介護福祉士を習得していろんな認知ケアの勉強会にも参加してスキルアップのお時間も頂きました。

いつまでもその人らしい生活を継続する、自分で出来ることを継続する事、

利用者様が安心して生活が出来ること等々。ご本人である利用者様の人権と尊厳を守り、

自由で質の高い幸福に満ちた老後の生活を送ることが出来ること。

日々生活を送られる中で人生の先輩でいる御利用様の出来ない部分の

お手伝いをさせていただける職業だと考えております。

今、どのようなご病気をもっておられたとしても、その病気と一緒に向かい合うこと。

ご利用者様お一人おひとりには語り尽くせぬほどの歴史がありそこには喜び、

悲しみ、苦しみ、かけがえのない人生を歩まれて今日まで過ごされてきました。

10人いれば10人十色でさまざま人生があります。

その方らしい生活『ご本人様にとっての至高』とも呼べる人生の最終章である終の棲家での

生活をサポートする手伝いをさせていただける唯一無二の職業だと思います。

終の棲家のスタッフの一人として寄り添い努めてまいりました。

私にとって介護は、天職であると感じております。

御利用者様も個々の身体状況も日々変化をしておりますので、日々自己研鑽してゆく心得でおります。

 

11月の半ばを過ぎますと本格的な冬将軍到来です。

コロナも新聞テレビ等で毎日放映されて第三波ともいわれておりますが、

インフルエンザ、ノロウイルスもこれからピークの時期を迎えます。

この時期利用者様はもちろん自分自身も感染しないように配慮して行こうとおもいます。

私自身決も決して若くないので体力の維持に務め

心身共に健やかで生活できること心がけ今後も笑顔で顔晴っていきたいです。