札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2019.11.15私生活について

うちの母って・・・

グループホーム白ゆり新さっぽろ
種畑 順子

 

私の母は高齢だが社交ダンスを長年続けていたり、茶道の師範の資格を持っており円山の老健でボランティア活動をしている。
歩くのも早くとても元気だ。

 

2世帯住宅で住んでいますが、父のご飯の他に、私の息子の朝食、お弁当、私が休みの日以外の夕食を作ってくれ、洗濯もしてくれている。
ホームで使う清拭を切ってくれたり、夜勤の日にはいちごジュース、いちごのパン、そしていちごチョコがテーブルの上に置いてある。
私がいちご好きだから喜ぶと思う気持ちからだが、トホホである。
そんな優しい母だがまず人の話を聞かない。
私が話出した途端に自分の話をしてくる。

 

何度も続いた時には私も立腹する。
その言い訳が「だって早く喋らないと忘れちゃうんだもん!」「あんたはお年寄りに優しくする仕事をしてるんでしょ!」だ。

今まで話の割り込みは数えきれないほどあるが謝った事は1度もない。

 

元気ですが、ある時脇腹が夜も寝れないくらいの痛みがあり整形外科へ付き添った時の事です。
異常がないとの検査結果で私がひびも入ってませんか?と医者に尋ねた所入ってませんとの返答。
だったにも関わらず帰り際に院内で知り合いに会い「どぉしたの?」と聞かれ「ひびが入っていたの」と悲劇の主人公ばりに答えたのである。
私はびっくり仰天!!開いた口が塞がりませんでした。
”ひび”だけ聞こえたのだろう。

ある日、私と息子が楽しそうに会話していると慌てて補聴器を付けていた事があったが、補聴器の出番は今でしょ!と思うのでした。
その時からなるべく病院には付き添う様にしています。

 

入居者様全員愛情の深いご家族ばかりで看取り前には悩みに悩んでご家族それぞれの親を思う決断に感動しています。
母が居なくなることは想像できませんが遠い未来ではありません。
母への怒り新党の副代表になれる私ですが(ちなみに代表は姉です)

喧嘩をしても仲良く一緒に暮らしている事が私の母への愛情、母の喜びと思いたいのでした。