札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2019.10.01私生活について

父の終活

有料老人ホーム白ゆり乃木
三好 千春

 

みなさん、こんにちは。
有料老人ホーム白ゆり乃木の三好千春と申します。
今年の6月25日に89歳で急に実父が他界した際のお話です。
家族も驚いた、「父の終活」について・・・

 

私の実家は、森町で父・母・次男(障害者)のダブル介護のため、月末1回ペースで帰省して、安否確認、生活支援・介護を兄弟で行ってきました。
亡くなる当日は、午前中に入浴を済ませ、昼食を母・兄に自ら作って食べさせたそうです。
夕方、自室で寝ている父に声掛けするも、反応なし。既に冷たくなっていたとの事でした。
亡くなってから、家族内の緊急連絡網で、子ども達が召集しました。

 

長男から、父が終活をしていて、
「お寺を決め、宗教はどこにするか、お墓はどうするか」
全て決めてあった事に驚きました。
納棺の際に支払う、金額がぴったりにお財布に入っていたことも、更に驚きでした。
生前にどのような葬儀にするかも、お寺さんと話していたと住職さんから聞きました。
急なことで、家族でバタバタでしたが、本人は何か感ずるものがあったのか、準備を進めていたでしょう。
残された家族への想いやりや面倒をかけたくない気持ちがそこにあった気がします。
10月に納骨を済ませ、希望したお墓に子供・孫・ひ孫で納めてあげたいと想っております。
娘としては、これからの家族を見守って頂き、こころ安らかに、ゆっくりと永眠して欲しいと想っております。