2019.01.01お仕事について
熱い気持ち
訪問看護リハビリステーション白ゆり
畠山 功
当事業所は訪問看護ステーションであり、リハビリテーションも提供致します。
看護とは、個人あるいはコミュニティに対するケアの総称(日本看護協会)だそうです。では、リハビリテーションという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、その意味をご存知ですか??
私は、理学療法士というリハビリテーションの専門職ながら、最近になってこの言葉の意味を考える機会が多くなりました。意味は、人間らしく生きる権利の復権(日本大百科事典)です。
地域の方々から「リハビリお願いします」というお言葉をいただきますが、「人間らしく生きる権利の復権をお願いします!!」となり、どこか違和感がありますし、本来の意味をご理解いただけていないと痛感します。
本来は、その人らしく生きていくために必要な取り組み、関節の可動域練習、筋力向上練習、バランス練習、日常動作練習、福祉用具の選定、緩和ケア、ご利用者様やご家族様との対話、動作や介助指導、生活指導、ボランティア、地域住民との関わり、公共機関の活用、復職…等々全てがご利用者様の生活を支えるリハビリテーションすなわちリハビリになります。
当訪問看護リハビリステーションは、昨年からスタートした事業ではありますが、「良い方達に巡り合えた」「これからもずっとお願いします」といった地域の方々からの温かいお言葉をいただき、事業を拡大できております。
地域の方々に本来のリハビリテーションをご理解いただけるよう、そしてもっと身近にご活用いただけるよう、多くの機会、多くの方々に情報を発信していきます!!という寒さに負けないくらいの熱い気持ちをつぶやきます。