札幌市・函館市の介護施設｜医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

ショートステイ白ゆり美原

佐々木　大斗

 

私が福祉の道に進もうと思ったきっかけは、小学６年の冬休み前、父からの突然の電話で私に「お前は優しいから人の役に立つ仕事をしろよ。」と一言だけ残し、後は母や姉に電話を代わるように言われました。突然だった為何のことかさっぱりでした。その一週間後、父は仕事中の事故で他界しました。最期まで家族の事を思っていた優しい父が残した一言。父が亡くなってからの生活への不安を優しく和らげてくれた役場のケアワーカーさんとの出会いが最初のきっかけでした。

 

それから時は流れ高校最後の年、進路に迷っていた時に担任から「お前介護とか興味ないか？３日間だけグループホームで体験学習が出来るから行ってみるか？」と話があり、実際に行ってみると、常に笑顔で真剣に利用者様と向き合う姿があり、素直にかっこいいと思いました。「私も資格を取得して福祉の道へ進みたい。」と本気で思い専門学校へ入学しました。全く聞いたこともない専門用語・専門的な技術を学び、何とか資格を取得し、４月からショートステイ白ゆり美原で働かせて頂いております。

 

初めての出勤では、利用者様の名前と顔が一致せず、一日の流れも把握しきれずあっという間に一日が終わり、家に帰ると力尽きていたのを覚えています。「このまま続けていけるのかな？」と不安になっていました。ですが上司の優しさ・環境にも恵まれ不安が和らぎました。そのような支えの中で私は今、楽しく仕事が出来ているのだと思います。

 

今後の目標ですが、社会福祉士取得を目指し仕事の合間を見て勉強をしております。社会福祉士取得という私の目標・利用者様が常に笑顔で自分らしくいられる環境を提供するという二つの目標を達成する為に、まだ新人で微力だからこそ何事にも全力で向き合って行きたいと思います。