2018.11.15私生活について
恩師との再会
ライフプレステージ白ゆり中央
日野浦 由果子
私は道内の学校で福祉全般を学んだ後、介護福祉を学ぶため茨城県にある専攻科に進学しました。
茨城県は縁もゆかりもなく受験で初めて足を踏み入れた土地です。
生まれ育ったのは苫小牧で工業都市でしたので、茨城県の田んぼや野菜が次々実る畑、瓦屋根の家や庭にある柿や栗の木に竹林まで!
日本の四季折々の風景、季節に合わせた暮らしや手仕事は、大変貴重な経験となり感動的でした。
そして北海道から飛び込んできた不思議な学生を温かく受け入れ、卒業まで導いて下さった先生とクラスメイトは、今も大事な存在で心の支えです。
その先生から家族で北海道旅行に来られるとの知らせがあり再会する機会をいただきました。
先生は今年『米寿』を迎えられ、福祉という言葉がまだ生まれていない戦後の貧困の時代から、現在の『福祉』がサービスになる時代まで、日本の福祉の礎を築いてこられた方です。
私が卒業したのは20年前。
離れていた年月も年齢も忘れ、福祉を取り巻く時代の変化や未来まで熱くトークに花が咲きました。
再会後は頻繁に葉書のやり取りがはじまり、気が付くとポストにハガキが届くのを楽しみにしている私です。
時間や年齢を経ても共に過ごした時間や想いは宝物。
今までいただいてきたご縁を大事に、これからも大切に時を刻んでいきたいと思います。