札幌市・函館市の介護施設|医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

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スタッフのつぶやき

2018.11.01お仕事について

介護職についたきっかけとこの先について

有料老人ホーム白ゆり美原

竹原 利恵

 

私がこの仕事についたきっかけは、母でした。当時は別々に暮らしていたのであまり実家にも顔を出さず会うとすれば正月くらい。ある日、兄から連絡がきて母の近況を知りあわてて 実家へ行くと変わり果てた母がいました。食欲もなく(ビール欲だけは強し)で当然、身体には悪影響。一人でトイレに立つ事も出来ないという状況でした。58 歳でアルツハイマー認知症と診断され、更に体力・免疫力なども低下で入院、60歳で他界しました。

親不孝の塊だった当時の私は介護に無知で、「あの時、介護について少しでも知識があった らもっと優しくできたかもしれない」「まだ、してあげられる事があったかもしれない」と、今だから思います。亡くなって初めて気付くってやつです。(汗)

 

専門知識を学び実務経験を経て、実際、高齢者や障がい者に対しての接し方・考え方が変わ りました。

介護知識は将来必ず必要になってくる事だし、介護職が無くなる事はまず無いと言っていいし、知っておけばこの先必ず役に立つと思い、資格を取り、現在白ゆりで働かせてもらっ ています。もし身内が介護を必要としない生活を送っていたなら考えが違っていたかもしれません。

 

介護福祉士の資格を絶対とる!という目標を持ちながらくじけそうになりながらも頑張ってきました。勤務約3年半でこの度、9月から実務者研修を受講する事となりましたが、かなり忘れている事があり、また初心にかえって勉強させられる事が山ほどありました。更に言うと1日中書き物ばかりで初日から挫折を味わう事になるとは(泣)

実技の講習は、忘れていた事というより、我流になってしまっていた事に気付かされました。

なんとか合格点をもらい、終了証はもらえたのですが…。

来年の試験に向けて筆記試験の勉強を怠らないように気をつけなければ…。

 

今は、職場の仲間に助けられてばかりで本当に頼りない私ですが、この先、職員からは「頼 れる先輩」だと思ってくれる事、利用者様からは「何でも気軽に相談できる職員さん」と思っていただけるよう日々精進していきたいです。