札幌市・函館市の介護施設｜医療と介護の融合を実現する白ゆりグループ「メディカルシャトー」

 

職員のつぶやき『大切にしたいもの』

LP新さっぽろ

土倉 香澄

　私は、音楽が好きで3歳からピアノを習い始めました。中学校では合唱部に入り、3年間伴奏を経験しました。その後、音楽の道に進み、教育実習生として母校の中学校で授業を行う機会がありました。思い出に残っているのは、教科書に載っている”花の街“です。昭和の時代、女優の倍賞千恵子さんがテレビで歌われていました。戦後直後、混乱した中で作られた平和を願う幻想的な歌詞と、明るいメロディーの裏側には悲しみが含まれている曲です。作詩は”夏の思い出“で有名な江間章子さんが二十歳の時に作られました。その江間章子さんが、インタビューで答えた印象的な言葉があります。
『親は大事、それ以上に自然を愛しています。親は自分よりも長生きできないから、いずれ離れてしまうもの。でも、自然やふるさとは変わらないでずっと生き続けていられる。』
自分自身の中にある、ふるさとの風景や思い出を大切にしていきたいです。
この度、10月にある白ゆりの行事”ピアノ演奏会“でピアノを担当することになりました。演奏会で入居者様と歌う“ふるさと”を楽しみに練習に励みたいと思います。